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ネイルサロンにとって、12月の年末シーズンは繁忙期です。

商売繁盛はありがたいことですが、忙しいとついおろそかになってしまうこともたくさんあります。

この時期にサロンワークで注意したいことをまとめました。

空気の乾燥

ネイルサロン内はたくさんのお客様が出入りする場所です。

ファイルダストが舞っていたり、リムーバーやリキッドなどのニオイもありますので、ネイルサロンはあまり良い環境とは言えません。

加えて、冬は暖房などの空調が原因で空気がとても乾燥します。

お召し物もニットなどが多くなるためホコリもさらに増えます。

これらが原因でのどが痛くなったり、風邪の原因となり体調を崩す人が多くなります。

まずは加湿器を使用しましょう。

そして一日の間に何度か定期的に換気をし、サロン内を快適な室温湿度に保ちましょう。

静電気と火災

冬は空気が乾燥するので静電気が起こりやすいです。

お客様に接客中、コートを預かるときや商品をお渡しする時など、バチっと静電気がたったことはありませんか?

じつはこの静電気、ネイルサロンにおいてはクセモノなのです。

サロン内にはジェルやスカルプをオフするためのアセトンがあります。アセトンは非常に引火しやすく、発火点が低いのが特徴です。

大量にアセトンがあるところで静電気などの火花が散った場合、そこから引火!なんてことも十分に考えられます。

まずはアセトンの管理に十分気を付け、静電気防止のグッズなどを活用し火災防止に努めましょう。




インフルエンザ・ノロウィルス等の感染症

毎年1~2月はインフルエンザが流行する季節です。

ネイルサロンにおいては、ネイリストとお客様が至近距離で接客をするため、くしゃみや唾液などから感染しやすくなります。

まずはマスクを着用し、自分自身が防備をし唾液を散らさない・もらわないように防ぎましょう。

また遅くとも年内までには予防接種を受けるなどして予防に努めましょう。

その他、ノロウィルスなどのウィルス性胃腸炎も感染性の強い病原菌です。

サロン内でのお手洗い、ドアのノブや手すりなどから感染しやすいです。

ノロウィルスはエタノールでは殺菌することが出来ません。

次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を希釈したスプレーをサロン内に用意し、こまめに拭きサロン環境の保持につとめましょう。

体調のすぐれないスタッフには無理をさせず早めに病院を受診させるなどの配慮が必要ですね。

お客様のケア

冬場など空気が乾燥する季節は、当然指先や爪なども乾燥しやすくなります。

逆にいうと、普段あまりネイルケアをしないお客様におすすめする絶好のチャンスになります。

ネイルケアやハンドトリートメントなどの施術を積極的におすすめするのはもちろん、ご自宅でのホームケアとしてキューティクルオイルやハンドクリームなどの物販商品も販売しやすくなります。

普段、物販があまり売れ行きが良くないという方もこの季節は「冬は乾燥の季節ですよね」と会話のきっかけにし、ホームケア商品を積極的におすすめしましょう。

繁忙期の予約に注意!

年末時期はサロンにとって繁忙期です。

サロンをご利用されるお客様にとっては、仕事納めやシーズンイベントなどで予定が忙しいことが多いです。

この時期は予約の取り方には十分に注意をしたいものです。

ご予約を受けるときは仕上がり時間の希望の有無を必ず確認しましょう。

またキャンセルをした場合の再予約が取りづらい時期なので、なるべくキャンセルをされないようお伝えします。

ご来店されたらお見送りの際などに「今年一年ありがとうございました、来年もどうぞよろしくお願い致します」と感謝の気持ちを必ず伝えましょう。

その際に年始はいつから営業するかなどもお伝えすると良いですね。




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