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ネイル検定1級アート「桜」作り方のコツ

2017年春期ネイル検定1級のアートテーマは桜です。
1級の試験時間150分の中でイクステンション7本を作成し、アートも全てイチから作らなければなりません。
いかにアート時間を短縮しイクステンションに時間配分をまわすかが合格のカギとなります。
今回は1級アートを簡単に、効率よく、キレイにできるコツをお伝えします。
今回は見やすいようにチップスタンドにチップで作成していますが、実際の検定試験はチップスタンドの使用は禁止です。かならずモデルにチップをプレスオンした上に行って下さい。
ベースカラーを塗る
イクステンション作成、ダストオフ後、モデルの爪にチップをオンし他のイクステンションと長さを合わせてスクエアオフに削ります。ダストオフ後ベースカラーを塗布します。
カラーはベースコートを省いてしまっても大丈夫です。
ムラにならずアートが描きやすいカラーを選びましょう。
フラットアート&3Dの場合
①花びらを作る
メインアートである3Dアートの桜の花びらを作成します。
規定が3Dなので、ぺたんこの花びらではなく少しカーブをつけたふっくらとした花びらを作成しましょう。
アクリルリキッドに少量のアセトンかアクリルブラシ用のブラシクリーナーを入れたものでパウダーをとりパーツを作成します。こうする事で硬化が遅くなりミクスチュアの広がりを抑えることができパーツ作成がしやすくなります。
アルミホイルで丸い花びらを作り、真ん中を筆で割ります。
ある程度硬化したらはがしてピンセットで花びらの根元をしぼって丸みを付けます。
上記のやり方が面倒な場合、Cカーブスティックなどにアルミを巻いて一気に作成することができます。
写真ではミクスチュアを2色とり花びらをグラデーションにして細密さを出しました。
同様に葉っぱも作ることが出来ます。
②パーツをのせる
作った花びらをミクスチュアをのりにしてチップに付けていきます。
グルーで付けることもできますが、その場合古いグルーだと付けずらいので新しいものを使って下さい。
取り付けたパーツが不安定な場合は手を傾けて、根元部分を少量のミクスチュアで補強しましょう。
③フラットアートを描く
アクリル絵の具で桜の花びらを描きます。
その後、枝を描いていきます。
花びらや枝は5枚花と異なり短めの線を引くような感じで簡単に描けます。慣れれば1分位で書けます。
④仕上げ
ラインストーン、ブリオン等を付け、トップコートを塗り完成です。
エンボス&3Dアートの場合
①ラインを引く
ラメポリッシュ等でラインを引きます。※この場合のラメポリッシュも「カラーポリッシュ」の品名ラベルが必要です。
その後、一度トップコートを塗ります。塗らないと次の工程でミクスチュアを使用した際にリキッドでポリッシュや絵の具が溶けてしまいます。
②3Dパーツを作成し、パーツをのせていく
フラット&3Dと同様にパーツをのせていきます。
③エンボスを乗せる
エンボスのお花を作成します。
トップコートを塗り完成です。
1級アートのポイント
検定試験センターで公開している「実技採点基準」にもある通り、アートはテーマに沿っていて色彩が豊か、細密度が高いことが大切です。
色数は全体で最低3色以上使用するようにし、爪全体の三分の二ほどアートが入るようにしましょう。3Dの桜1個と葉っぱだけでは合格点をもらうのは厳しいでしょう。
また、アートの採点項目は1項目しかありません。アートにこだわりすぎてイクステンションのフォルムやツヤが不足してしまってはいけません。アートはできれば15分~20分以内におさめ、その分イクステンションに時間を回すようにしましょう。
5枚花を沢山描くのは時間がかかります。合格のためのテクニックとして、花びらのみや枝など比較的簡単に描けるものを沢山入れて細密度を増すようにすると合格点をもらえるかと思います。すき間を埋めるためにラメやラインストーンなども上手く組み合わせると良いです。
最後に、アートのプレスオンチップの状態も試験で見られています。
アートが上手でも、サイドから見た時にチップが浮いていたりサイズが合ってないということがないよう、仕込みの段階でしっかりとサイズ合わせをして下さいね。もちろん予備も忘れずにもっていきましょう。
スクールや通信講座で1級合格を目指す
独学でもなんとか合格できる3級とは違い、2級や1級になるとやはりプロの指導を受けなければ合格は難しいでしょう。
ネイル検定の試験対策として、スクールに通う以外にも、通信講座を利用する方法があります。
通信はスクールよりも学費が安く済みますし、自分の都合の良い時間に勉強できるというメリットも。
ネイル検定1級にも対応している講座を下記にてご紹介します。
気になる講座を一括で無料資料請求できるので、是非ご活用くださいね。

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