記事の詳細
ネイル検定2級アート「桜」作り方のコツ

2017年春期ネイル検定2級のアートテーマは桜です。
検定試験だけでなく、桜のネイルアートは可愛い系にもエレガント系にも作れるので、ネイルサロンでは幅広い年齢層から大人気のアートです。是非マスターしたいですね。
今回は2級アートを簡単に、効率よく、キレイにできるコツをお伝えします。
今回は見やすいようにチップスタンドにチップで作成していますが、実際の検定試験はチップスタンドの使用は禁止です。必ずモデルにカラーリングを行った上に描いて下さい。
ベースカラーを塗る
2017年春期検定の指定色はホワイトパールですが、アートのベースカラーはホワイトパール以外になります。
カラーはムラにならず自分が塗りやすく、絵の具がムラにならず、くっきりと発色するものを選びましょう。
ラメ入りのカラーは使用可ですが、ラメの粒子がボコボコしていて筆の滑りが難しくなります。もしラメ入りを使用されたい場合は微粒子のものを選ぶようにしましょう。
大きめの花びらの場合
モデルの爪が小さい場合、沢山の花を小さいスペースに描くのは難しいですし、あまりきれいに見えません。大き目の花&花びらでスッキリとまとめるとキレイに見えます。
①花びらを描く
先端の割れたVのところを先に描き、
その後輪郭をとって形をつくります。
②塗りつぶす
その後、中を塗りつぶします。絵の具がムラにならないよう水の溶き加減に注意しましょう。もしムラになった場合は完全に乾いてからもう一度重ね塗りしましょう。
その後花びらを足していきます。
③花弁を描く
真ん中に黄色で丸を描き、こげ茶でドットを足します。
④仕上げ
隙間を埋めるようにラインストーンを置き、トップコートを塗って完成です。
小さめの花びらの場合
モデルの爪がそこそこ大きさや長さがある場合は、お花を何個か描いた方がキレイに見えます。
①筆に絵の具を付けたあと、お習字の要領で力をすっと抜く感じで花びらの半分を描きます。
②同じようにもう半分を沿わせるように描くと桜の花びらが1枚描けます。
筆のコシとしなりを利用するのがコツですよ!
③以上のように花びらを描き進めて桜を描いていきます。
色を変えてさらにすき間を埋めていきましょう。
花びらのみを書き沿える場合、花びらと花びらの隙間に入れるとバランスよく仕上がります。
④ドットをうちます。
ラメなどを散らしても良いと思います。
⑤トップコートを塗って完成です。
このデザインなら5分もかからずできてしまいますよ!
他に、枝を描くデザインも手早くできるのでおすすめです。
2級アートのポイント
検定試験センターで公開している「実技採点基準」にもある通り、アートはテーマに沿っていて色彩が豊か、細密度が高いことが大切です。
色数は全体で最低3色以上使用するようにし、爪全体の3分の2ほどアートが入るようにしましょう。桜1個だけを描いただけは合格点をもらうのは厳しいでしょう。
また、アートの採点項目は1項目しかありません。アートにこだわりすぎてカラーリングのライン取りなどが雑になってしまってはいけません。
アートはできれば5~10分以内におさめ、その分、今回初の実施となるホワイトパールのカラーリングを丁寧に行った方が良いでしょう。
また、5枚花を沢山描くのは時間がかかります。合格のためのテクニックとして、花びらのみや枝など比較的簡単に描けるものを沢山入れて細密度を増すようにすると合格点をもらえるかと思います。
すき間を埋めるためにラメやラインストーンなども上手く組み合わせると良いです。
ラインストーンを使う場合、あくまでもメインはフラットアートになります。それよりも目立ってしまうような大き目のストーンなどは避けましょう。
ホワイトパールの塗り方や2級全般の合格のコツについては以下の記事を参考にして下さい。
⇒ ネイル検定2級、パールホワイトの塗り方のコツ
スクールや通信講座で2級合格を目指す
独学でもなんとか合格できる3級とは違い、2級になるとやはりプロの指導を受けなければ合格は難しいでしょう。
ネイル検定の試験対策として、スクールに通う以外にも、通信講座を利用する方法があります。
通信はスクールよりも学費が安く済みますし、自分の都合の良い時間に勉強できるというメリットも。
ネイル検定2級にも対応している講座を下記にてご紹介します。
気になる講座を一括で無料資料請求できるので、是非ご活用くださいね。

通学・通信
検定対策

通信・通学
検定対策

通信・通学
検定対策