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爪が折れる!折れにくい爪にする!効果的な対処法は?

何かにひっかけたとき、ぶつけたとき、気が付いたら折れてた・・。
ということはありませんか?
爪をホントは綺麗に伸ばしたいのにすぐ折れてしまう、亀裂が入りやすい。
こんな理由でお悩みの方は非常に多いです。
しかし、折れやすいといっても人によって様々な理由があります。
自分の折れやすい本当の理由と、それに合った適切な対処方法ができていれば、折れにくい爪にすることができるんですよ!
爪が折れる原因、それに合ったケア方法をご紹介します。
どんな時に爪がおれるの?
どんなときに爪が折れる・亀裂が入るかで、原因が特定できます。
主なものは以下の3つです。
あなたはどのタイプにあてはまるでしょうか?
ぶつけたとき
日常生活でぶつけておれてしまう方は、扱い方や所作が原因です。
まずはこれらを意識的に改善することが必要です。
乾燥したとき
頻繁に水仕事をされる方や、冬場の乾燥がひどい時期に折れてしまう方は乾燥で爪に適度な水分が足りず柔軟性が不足していることが原因です。
乾燥対策は簡単!保湿をしましょう。
老化
昔は折れなかったのに、年齢とともに折れやすくなったり爪の立て筋が目立ってきたと感じている方は老化が原因です。
爪のケアを、若いころと同じようにしてしまっていませんか?
折れない爪にするためには、年齢に応じたケアが必要になります。
爪のケアって必要なの?
たとえば髪の毛の場合、枝毛や抜け毛にお悩みの方は、それぞれのお悩みや髪質に合ったシャンプーやトリートメントが必要だったり、ドライヤーでの乾かし方にも気を使いますよね。
それと同じで、折れやすかったり亀裂で悩んでいる爪の方は、爪に対して適切なケアが必要なのです。
爪はどうやって生えるの?
爪は硬いので骨の一種、と思われている方も多いのですが、爪は「皮膚の一部」です。
指先には骨がありません。その代わり硬い爪があることにより物を掴んだりすることができます。
爪は甘皮の下あたりに「爪母」と言われる爪を作る組織で作られています。
爪母で作られた爪は一日約0.1ミリずつ伸びていきます。
爪の根元にある「爪半月」と呼ばれている乳白色の部分が、生えたてで水分を多く含んでいる箇所になります。
このように根元から先端に向かって徐々に硬くなって生えていき、私たちの手足を守っているのです。
根元から先端まで生え変わりのサイクルが約3~4か月です。
このワンサイクルを、きちんとお手入れをすることで爪をある程度強くすることができるのです。
やってしまいがちなこと
爪は日常生活で当たり前のように扱っているからこそ、ぞんざいになりがちです。
爪が折れやすい方がやってしまいがちな行動を挙げてみました。
爪先を道具にして扱う
段ボールのガムテープをバリバリッ、糊付けされた封筒を、すきまから爪を入れてビリビリッ。
このように爪を道具のように使っていると爪はてきめんに傷みます。ただでさえ、ドアや窓の開閉、パソコンのキータッチなどで衝撃にさらされているのです。
極力爪先を使うことを避けたほうがダメージも少ないですし、所作が女性らしく見えますよ。
爪先の保湿をしていない
お顔のスキンケアは完璧なのに、爪は全く保湿をしていないという方が多いです。
しかし、先ほどお話ししたように「爪は皮膚の一部」です。お肌と同じように保湿が必要です。
爪は肌と異なり皮脂腺がないので皮脂を出すことができません。よって非常に水分量の少ない箇所になります。
平均的な爪の水分含有量は12%くらいです。
だからこそ、外部から潤いを与えるしかないのです。
また保湿の回数も一日1度だけではあまり効果がありません。
日常生活で、一日に何度も手を洗いますよね。濡れて乾いてを繰り返しどんどん油分が奪われていきます。
できればこまめに回数を補ってあげましょう。
まずは3か月間、こまめに保湿をしていれば乾燥が原因で爪が折れるのは解消されるはずです!
あっ、亀裂!応急処置は?
出先で爪に亀裂が入ってしまうと、何かにひっかけたりしないか心配ですよね。
応急処置としては、ネイル用のグルーとヤスリを常に持ち歩くようにし、亀裂箇所にグルーを塗り、亀裂をとめます。
乾いたらもう一度重ね塗りしてヤスリでなじませます。
これだけでは衝撃に弱いので、そのあと爪を短くカットしてしまうか、ネイルサロンで適切な亀裂補修を施してもらいましょう。
ジェルオフをしたときこそ要注意
ずっとジェルネイルをしていた方がオフをして久しぶりに自爪になったとき、
「あれ?なんか爪が薄くなってる?ジェルネイルのせい?」
と思っている方は多いです。
実は、ジェルネイルを付けているだけで爪が極端に傷んでしまうということはありません。
オフの方法や、自爪に戻したあとの扱い方によって爪の痛みが変わってくるのです。
セルフオフにご注意を!
ジェルネイルが浮いてきたからといって、隙間から爪をいれてメリメリッと剥がしとるのは絶対にNG!
ジェルだけでなく密着している爪までむしり取れてしまいます。
特にサロンでやってもらわずセルフオフをしている人はアセトンを使って溶かしても、最終的には柔らかくなったところを引きはがしてる人が多いです。
ジェルネイルのオフはその後のダメージを考えプロの手でやってもらいましょう。
ジェルオフ後の手の扱いに要注意!
ジェルネイルをオフしたあと、爪が薄くペラペラに感じますよね。
実はこれはあたりまえのこと。今までジェルネイルがついている厚みに長期間慣れてしまっていたので、本来の自爪に戻っただけでも薄く感じてしまうのです。
そんな状態でジェルがついているときと同じように手を扱ってはいけません!
今まで以上に爪に負荷がかからないよう大切に扱ってあげて下さい。