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ビジューネイルのやり方!乗せ方・オフの注意点

普通のラインストーンとは異なり、本物のジュエリーのようなVカットのストーンを乗せたビジューネイル。
1本でもものすごい存在感があるので、すっかり定番のデザインとなりました。
しかし、意外にやり方が分からないという人も多くいます。
「どうやって付けたらいいの?」
「やってみたけどすぐ取れちゃった」
「長持ちはしたけど、オフの仕方が分からない」
そんな疑問を解消し、ビジューネイルを楽しみましょう。
ここではビジューネイルのやり方・作り方、オフの際の注意点などをまとめてみました。
ビジューネイルとは
通常、ネイルアートに使用するラインストーンは「フラットバック」という底面が平らなものを使用します。その方が爪に乗せやすいからです。
ビジューネイルの場合、「Vカット」という底面が宝石=ビジューのようにカットされている素材を使用します。
フラットバックに比べ、光の反射が良く輝きが美しいのが特徴です。
一方、底面がフラットではないため通常のやり方では付けられません。
乗せ方はさまざまですが、主にアクリルスカルプチュアで使用するミクスチュアで付けるか、ビジュージェルという特殊なジェルを使って乗せるやり方がポピュラーです。
ビジューの乗せ方
ミクスチュアで乗せる場合
②ビジューを乗せたいところのみを軽くファイルでサンディングし傷をつける。
③ビジューを乗せたい場所に少量のミクスチュアをボール状に置き、柔らかいうちにビジューのVの部分をグサッと差し込む
④③を繰り返しながらビジューを乗せる。
⑤最後に周りをノンワイプジェルで数度に分けて塗布し固めて完成。
※ビジューの表面にトップジェルを塗ってしまうと、輝きが鈍るので注意!
【注意点】
一度トップジェルまで完全硬化させてからミクスチュアを乗せましょう。
未硬化面にミクスチュアを乗せるとリキッドでジェルが溶けてしまい、ジェルが中浮きしたり爪に異常が起きる場合があります。
また、サンディングをしっかりしないと、数日経ったくらいにビジューがポロっと取れる場合があります。
ミクスチュアをちょこちょこ足して付けるので時間がかかり、失敗した場合固まってしまうのでやり直しがききません。
おすすめは「ビジュージェル」という専用のジェルを使って付けるやり方です。
ビジューや大きめのパーツを固定する専用のジェルです。
テクスチャーが通常のジェルに比べてかなり固めなので、流れずらく大きめのパーツも倒れることなく乗せることができます。
ビジュージェルで乗せる場合
②ビジューを乗せたいところのみを軽くファイルでサンディングし傷をつける。
③ビジュージェルをスパチュラ等で取り、乗せたい部分に置く。(塗るというより、こんもりと置くイメージです)
④③で置いたジェルに、乗せたいビジューを少しずつ置いていく。全て置き終わったら完全硬化させる。
⑤最後に周りをノンワイプジェルで数度に分けて塗布し固めて完成。
※ビジューの表面にトップジェルを塗ってしまうと、輝きが鈍るので注意!
Vカットのビジューを乗せる場合、単体だと爪とのあいだに隙間ができます。
大中小、さまざまなサイズを使ってドーム状に組み上げていくと仕上がりも美しく強度が強くなります。
Vカット以外に、丸いパールなどを組み合わせても素敵です。
パールを選ぶ際は、通常のネイルアート用パールはフラットバックのタイプになります。
手芸屋さん等に行くと、球体のかわいいコットンパールをお手頃で手に入れることができますよ。
また、ビジュー同士のわずかな隙間は日常生活でゴミや汚れが溜まりやすくなります。
ビジューを組んで一度固めたら、隙間にもビジュージェルを足しましょう。
小さいストーンやブリオンなどで隙間を埋めると、まるでメレーダイヤのような繊細な仕上がりになりますよ!
アンティーク調の立てツメのビジューなども、ツメの部分がひっかりやすいので少しずつジェルで埋めましょう。
オフの注意点
ビジュージェルは強度があるため、オフがしずらいのが難点です。
オフの際には土台の爪を傷めないように注意する必要があります。
①ビジュー以外の場所をサンディングし、アセトンを含ませたコットンを爪に置き、アルミで巻いて10分ほど放置する。
②少しずつアセトンがビジューの部分にも浸透してくるので、無理やり剥ぎ取ったりせず、ネイルニッパーでくっつけているジェルを切るイメージで除去していくとポロっとストーンが取れてくる。取れないようだったら再度アセトンに浸ける。
③②を繰り返し、少しずつストーンが外れていくとビジューだけが中央に残った状態になるので、ファイルやマシーンなどで削り取り、アセトンに浸ける。あとは通常のジェルオフと同じ。
ビジューネイルまとめ
ビジュージェルさえあれば意外に簡単にできそうですね!
ワンカラーに1本だけワンポイントで取り入れるデザインもおすすめですよ。
ビジューネイルの場合、オフのやり方次第では爪が痛む場合があります。
無理にむしり取らず、ビジューのみを少しずつ「解体」する気持ちでオフをしていきましょう。
マシーンを使用する場合はくれぐれも回転数に気を付けて、中の爪をえぐらないようにしてください。