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ジェルネイル検定上級のチップオーバーレイのコツ

ジェル検定上級では全体でチップオーバーレイを3本作成します。
スカルプチュアの指と厚みが揃わなかったり、形が不ぞろいということがないように、効率の良い乗せ方をマスターしましょう。
チップ選び
検定試験で使用できるのはクリアかナチュラル色のハーフチップです。装着した際にきちんと段差削りができるチップを選びましょう。
段差削りが苦手の方は、クリアのチップだと透明なのでジェルと馴染みやすく、多少の段差削り不足をカバーすることができます。
仕込みの段階で表面をスポンジバッファーでつや消しをしておきましょう。ツルツルのままだと、アプリケーション後ピンチを行った際、チップから乗せたジェルが浮く場合があります!ご注意下さい。
ジェルイクステンションはピンチが入れずらかったりするので少し先端に向かって先太る傾向があります。装着時に少し細めのチップを選んだ方がアプリケーションを終えた時に、ちょうど良いフォルムになります。
装着の段階で角度を床平行に付けてしまうと、ピンチ後サイドが上がってしまい削りの時にサイドストレートがすでに上がってしまった状態になります。気持ち下げる感じで装着しピンチを入れ、ファイルが終了した時点でサイドがまっすぐになっているのが理想です。
その他チップの仕込み削りや装着については、以下の1級チップオーバーレイ記事、2級チップラップの記事をご参照下さい。
⇒ ネイル検定1級のチップオーバーレイのコツ
ブラシやジェルについては、以下の上級ジェルスカルプチュアの記事をご参照ください。
⇒ ジェル検定上級のスカルプチュアのコツ
アプリケーション
ジェルスカルプチュアと異なり、ジェルチップオーバーレイは全体の厚みから乗せていきます。ここでは、チップ装着をし全体のベースジェルの硬化が終わったところから説明します。
①全体にイクステンションジェルを薄く乗せる。片面に一杯ジェルをすくい、爪の真ん中にブラシを回転させジェルを置く。
※置いたジェルがドームのように残っている状態になっているように!
②置いたジェルのドームの真ん中の高さをつぶさず、
キューティクルエリア⇔ハイポイント⇔先端に向かってアーチがつながるように筆の角を使って動かす。馴染んだら仮硬化させる。
※ジェルはレベリングしているのである程度つながります。筆圧をかけず、無理に押し出そうとせずプレートと筆の間のジェルを誘導するように動かしましょう!
※大きく長めのストロークで筆を動かすとキレイにつながります。
③仮硬化したらCカーブスティック等を使用しピンチングを行い、Cカーブを完全にする。
※ピンチングの際、チップがバウンド(戻り)しやすいです。一度ピンチして、その後数秒仮硬化して完全固定を繰り返すとバウンドせずにカーブがしっかり固定されます。
④厚みが足りなかったら仮硬化をしながら足す。
⑤チップオーバーレイの場合、キューティクルのコーナー付近が厚みがうすくなりやすいので、糸状にジェルを垂らし仮硬化させる。
⑥ハイポイントが出来ていて、先端の厚みも付いたら最後に完全硬化しアプリケーションが完了です。
ファイル
完全硬化が終わった後、ふき取りをする際、チップの裏面を拭かないようにして下さい。
チップが曇り先端の仕上がりがキレイではなくなってしまいます。
ふき取りが終わったのち、ファイル、仕上げとなります。
アウトライン
先端、サイドシェイプ、サイドストレートを削ってゆきます。スカルプと同様サイドが削りすぎないよう、ここでは8割程度にとどめておきます。
表面削り
先端の厚みを確認し、先端から上へ向かって丸くファイルをかけていきます。
チップはバリが立ちやすいので、しっかりと除去しましょう。
表面が削れたらスポンジバッファーでサンディングをし、トップジェルを塗布して完成です。
その他ファイルについては上級ジェルスカルプチュア、1級イクステンションの記事をご参照下さい。
まとめ
チップオーバーレイが厚く、スカルプチュアが薄くなってしまう方が多いです。厚みが均一になるようアプリケーションや削りの際に他の指を照らし合わせましょう。
チップオーバレイのみの指以外に、フレンチとアートの指があります。
すべての厚みが均一になるように、厚みの調整をしながら施術をしていって下さい。
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