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デザインが長持ちするジェルネイル。

お客様にとってはアートの持ちが良いのが魅力ですが、ネイリストにとっても「ポリッシュより操作性に優れている」「ポリッシュではできないようなアートができる」「大きなパーツも乗せられる」などの理由から、施術が楽しいという意見が多いです。

今回はジェルを購入する際におさえるポイントをご紹介します。

⇒ ネイリストおすすめのジェルネイルを先に見てみる

そのジェル、ちゃんと選ぶ理由を考えていますか?

現在はジェルネイルブームに伴い、プロネイリスト以外にジェル検定受験者やセルフネイルユーザーが増加しているため、たくさんのジェルメーカーがネイルショップに並んでいます。

どれを買うか選ぶのも、とても楽しいものです。

しかし、買いに行った時にどのメーカーのジェルを購入したら良いか迷ってしまう方が多いです。

とくに、まだネイルを習い始めた方の場合「パッケージがおしゃれだから」「有名な先生が使っているから」「安いから」という理由で購入してしまっていませんか?

選び方によっては「これは使いづらかった!」「検定で使えなかった!」など、大失敗につながる可能性もあるのです。

検定で使うか、普段使いか?

ジェルネイルを選ぶ際の最初のポイントは、検定で使うかそうでないかです。

JNAジェル検定を受験する場合、初級・中級・上級すべての級において、使用するジェルネイルのメーカーが決められています。

ジェル検定のホームページで公開されている「ジェル検定指定商材リスト」という一覧に掲載されているジェルのみ使用することが可能です。

逆に、たとえ有名なメーカーであっても指定商材リストに掲載されていないものは使用ができません。

もし試験で使用した場合はどんなに仕上がりが上手でも失格となります。

どのようなジェルが指定商材に選ばれているかというと、

  • 厚生労働省の基準をクリアし「化粧品」として登録されている
  • なおかつJNAの定める基準をクリアしている


  • このようなジェルが指定商材となっています。

    有名なものだとバイオスカルプチュアジェル、プリジェル、ココイストなどがあります。

    またパラジェルは大人気ではありますが、化粧品登録がされていないため検定試験では使用することができません。




    サロンでお客様に使うか、セルフ向けか?

    次に選ぶポイントはサロンでお客様に施術で使用するか、自分でセルフネイルを楽しみたいかです。

    セルフの場合は、自分が好きな色やお部屋に並べて可愛いパッケージ、買いやすい小さめサイズや価格など、好きなものをチョイスされると良いと思います。

    セルフ用のジェルであれば、サロンで使用するほどのクオリティは必要ではないため、楽天などのネットショップで1つ300円~探すことができます。

    またライトや筆、ジェル類にアートグッズなど一式がセットになったキットを1万円以内で購入することもできます。

    気軽にジェルを楽しみたいならネット購入がおすすめです。

    ただし、私の経験上あまりに安いジェルやキットは塗りづらく、発色も悪いためキレイな仕上がりにならないというデメリットもあります。

    ネット通販でも安心して使えるメーカーを以下にピックアップしていますので、参考にしてみてくださいね。

    逆に「サロンで使用する=お客様に施術をしお金を頂く」ということになりますので、ある程度信用のおけるメーカーである必要があります。

    ネットショップではなく、ネイリストのみが入店することができる、プロショップと言われるネイル問屋さんで購入することをおすすめします。

    プロネイリストが使用している商材を豊富に取り扱っている卸問屋「TAT」はネイル業界シェアNO.1の人気を誇ります。

    無料会員登録するだけでプロネイル用品を卸価格で購入することができますよ。

    プロネイリストさんはもちろん、これからネイリストを目指す方や質の高いセルフネイルを楽しみたい!という方にもおすすめです。

    ⇒ プロネイル用品の卸問屋TATはこちら

    どのライトを使用するかで選ぶ

    最初にライトを買って、その後ジェルを選ぶという方は少ないと思います。

    まず、ベースジェルやトップジェルなど自分がメインで使用したいメーカーを決めて、それに合ったライトを購入する方がほとんどです。

    しかしカラージェルはメインで使用するメーカー以外に、他メーカーも使っているという方が多いのではないでしょうか?

    その場合、自分が使用しているライトが対応しているものでないと硬化不足を起こし、ジェルの縮みや持ちがわるい、発色が悪くなる等のトラブルの原因となります。

    「ジェルライト」という視点からみると、ベースジェルとトップジェルについては、絶対に使うメーカーの基準をクリアする必要があります。

    そうでなければ、リフトの原因になります。

    カラージェルに関しては、まず確認をしてみて大丈夫だったら使用する、というようにすると良いでしょう。

    ライトは金額も高いですし、場所も取りますから、できれば買い足し&買い替えは避けたいですよね。

    おすすめは36WのUVライトと16WのLEDです。

    この2台を使い分ければ大体のジェルは対応できるかと思います。

    メーカーによりワット数や照射時間が異なりますので確認してみて下さい。

    知っておきたいリスク回避

    サロンで使用する場合ですが、頻繁にカラーが廃盤になるようなメーカーだと「前回の気に入った色がない!」などお客様からクレームとなってしまいます。

    ある程度、商品のラインナップが安定している信用できるジェルメーカーを選んだほうが安心です。

    また、全てを1つのメーカーでそろえるというのもリスク回避という点ではあまりおすすめできません。

    万が一そのメーカーが不測の事態で発売中止となってしまった場合、お客様にご迷惑をかけることになるからです。

    できれば、ベーストップなどのメインで使うメーカーは最低2社、カラージェルなども複数、日ごろからそろえておくと、万が一入手困難になっても慌てて他メーカーの使い慣れない商品を買いに走るという事態に陥らなくて済みますよ。




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