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JNA認定講師の試験内容!合格率や給料は?

ネイリストとして仕事をする中で、次なるステップとして、スクールの講師になりたい・自宅サロンを開業してスクールも併設したい!と考える方も少なくないでしょう。
スクールを開校するのに、絶対に必要な資格はありませんが、JNA認定講師の資格があれば、生徒さんにも信頼して通ってもらえるのではないでしょうか。
認定講師とは
受験するための条件
JNA認定講師になるには、資格試験に合格する必要があります。また、受験するためにはいくつかの条件があります。
などが挙げられます。
認定校を卒業していない場合は、JNA認定校のネイル専門学科で、ネイルケアやネイルイクステンションの授業を20時間以上受講し修了することが条件となっています。ネイルの勉強を始める段階で、将来は認定講師になりたいという志がある場合は、最初からJNA認定校を選ぶのが効率いいかもしれませんね。
試験対策セミナー
試験に申し込むと、東京で開催される資格試験対策セミナーを受講できます(先着順で人数制限あり。)セミナーの内容はオリエンテーション・デモンストレーショ・相モデルによる実技トレーニングと実技指導となっています。有料にはなりますが、確実に合格を狙いたい場合は受講してみるのもよいでしょう。
試験内容と当日の流れ
実際の試験内容と流れは下記の通りです。
実技試験(モデル同伴)
【前半】
オリエンテーション(15分)
事前審査(5分)
ネイルケア(30分)
インターバル(1分)
カラーリング(20分)
審査(40分程度)
休憩(20分間)
【後半】
事前審査(5分)
ネイルイクステンション(75分)
審査(45分程度)
筆記試験・面接
筆記試験と面接には、2時間45分ほどの時間が設けられています。
前半と後半の間に20分間の休憩を挟み、ほぼ1日拘束される大掛かりな試験です。
実例として、第35期JNA認定講師資格試験では、10:15~17:30までの時間帯で上記のスケジュールが組まれていました。
難易度が高い
実技や筆記・面接試験の結果をもとにトータルで合否が判決される訳ですが、技術検定よりも難易度が高く、気になる合格率は10~20%と難易度が高めとなっています。
狭き門ですが、合格すると給料アップなど、待遇が良くなったり、将来独立する際の強みにもなるでしょう。絶対に取得しないといけない資格ではありませんが、ネイル業界での活躍を考えている方は取得も視野に入れておいてもいいかもしれません。サロン勤務の場合ですが、認定講師の資格の有無で2~5万円程度、お給料が変わってくる場合もあるようです。
メリットだけではなくデメリットも!?
認定講師になるに当たってメリットだけではなくデメリットもあります。日本ネイリスト協会の講師会メンバーとして活躍することになるので、イベント実行委員や検定試験の試験官、コンテストの審査員など、JNAの活動に貢献しなくてはいけません。
実際に認定講師をしていて、独立開業しているネイリスト仲間曰く、サロンワークだけに集中できないというデメリットもあると話していました。やりがいを感じることができるのは確かですが、本来の仕事に支障を来すこともなきにしもあらず・・・ということなのでしょうか。
サロンワークを離れて講師としての道を歩む
ネイリストの仕事は思った以上に体力勝負です。職業病とも常に戦わないといけませんし、年を取ってからもずっとサロンワークを続けていくのは肉体的にしんどいかもしれません。そんな時に認定講師の資格があれば、サロンを離れてスクールの講師として勤務することも可能です。
また、独立開業した場合にも、自分以外にネイリストを雇って、自分はスクール講師の仕事に徹底するという選択肢もあるでしょう。ネイル業界で生きていく上で、講師の資格があれば選択肢が広まるのは間違いありません。
私自身も将来的には認定講師の資格を持っておいた方がいいのかな?と、最近考え始めています。
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