記事の詳細

毎朝、鏡の前で「今日はオフィスに何を着て行こうかなぁ~」と迷ってしまいますよね。
サロンで働くネイリストのみなさんも同じなんですよ。

どんな服装で通勤しているのか、ネイル通勤着のテクニックについて、サロンワーク歴16年のベテランネイリストがお話します。

私服通勤か制服かで違う

ネイルサロンでは、私服通勤可のところと制服の所があります。私は両方で勤務したことがあります。

個人サロン~小規模サロンは私服にエプロン着用みたいな感じで、チェーン店などの会社規模が大きなところは制服を採用しているところが多いです。

私服通勤のサロンでも、お店指定のおそろいのエプロンなどがあります。

私服の場合は、汚れが気にならず動きやすさ重視

デスクワークと異なり、手先を使っての作業がメインの仕事になります。

長時間座った状態や、フットネイルの施術に入る時はしゃがんだり足を広げたり色々な体勢になります。
最優先は「汚れが気にならず動きやすい服装」です。

私は、春~秋は七分袖のカットソー、冬はVネックやクルーネックなどのニットに、ボトムはデニムや黒パンツを合わせていました。

腕周りにボリュームのある服を着ていると施術がしづらいので、7分袖はマストです。何枚も持っています。

動きづらいので短いスカートははきませんでしたが、フットの少ない秋冬などは膝丈やロングスカートをはいたりもしていました。

施術をしていてうっかりジェルやポリッシュが服についてしまうことがあります。

ネイル溶剤はたいていの場合、洗濯しても落ちないことが多いです(泣)
なので、あまり高価なものはおすすめしません。

お客様から見えるのが基本的に上半身なので、寂しい印象にならないように、またお客様に覚えてもらえるよう、トップスの柄やネックレス、ピアスなどの顔周りのアクセサリーに気を使っていました。




制服の場合は貸与品として扱う

チェーン店など会社(お店)で制服が指定されているサロンもあります。

エステサロンのような上下のセットアップのようなものから、指定のトップスにパンツは自由というようなカジュアルなサロンまで様々です。

大手サロンの場合、専門のアパレル企業にデザイン~製造を委託していることが多く、動きやすかったりポケットが沢山あったり、お洗濯がしやすいなど、機能性に富んでいます。

ほとんどのサロンが制服は貸与になります。普段は各自で洗濯をし、退職時にはクリーニングをして返却ということが多いでしょう。

お店によっては「合わせるストッキングは〇デニールまで」「トレンカは禁止」「ピアス・ネックレスは直径〇㎝以内」などの細かい規定や、中には「制服サイズが〇号まで、それ以上にならないよう体型維持に努めて下さい」と言われるところもあるみたいですよ。

ターゲットであるお客様に合わせているか

私服の場合も制服の場合も、来店されるお客様の層にあった着こなし方をしているかが大切です。

たとえば、40代以上のミセスのお客様が多い店なのに露出度が高かったりデザインが奇抜な服だと、いらっしゃるお客様に「この人にやってもらって大丈夫かしら?」と思われかねません。

美容業界なのでそれなりに美意識の高い方が多いとは思いますが、自分のこだわりを主張しすぎないように、あくまでも「主役はお客様」であることを常に意識しましょう。

服装ネイリストあるある

ネイリストの服装あるあるをまとめてみました。

お客様の来店周期に合わせて2週間くらい同じ服を着続ける
→お客様からすれば毎回違う服装に見えるので、服装代節約になります。

7分袖大好き
→七分袖の上にエプロン、その上からパーカーをはおる人が多いです。パーカーの上にエプロンじゃないのがポイント(笑)

指輪は好きじゃない
→施術の邪魔になるし、自分のネイルデザインを目立たせたいから。

エプロンに、常にヘアクリップが1つ以上ついている
 →髪をまとめるためですね!

エプロンに、キャラクターものやキラキラのボールペンがついている
 →実用性と、一種のアクセサリー感覚かも!

外見は自分を印象付ける重要な要素

服装にプラスして、髪型やメイクもお客様に好印象を持ってもらう重要な要素です。

「このネイリストさんは、服装やヘアメイクのセンスが素敵だな、こんな人にネイルをやってもらいたいな」と思ってもらえるように、自分の外見を客観視してみましょう。

当たり前ですが、口臭・体臭にも気を付けてくださいね。




関連記事

コメントは利用できません。

おすすめネイル用品


プロ用品販売ショップ


サイトマップ

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ページ上部へ戻る