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ネイルスクールに入学する生徒さんは10代や20代の若い方だけでなく、40代以上の方も意外と多くいらっしゃいます。

ちょうど、お子さんが小学校に入ったりして少し自分の時間が持てるようになった時期なのですね。

「サロンでネイルをしてもらってネイルに興味をもちました」
「セルフネイルキットをやってみて楽しかったから趣味を仕事にしてみたいんです。」
「でも、ネイルは若い人がやるイメージだし・・」
「40代からでもネイリストを目指すことはできるのでしょうか?」

そんなお声を多く聞きます。

果たして、実際に40代からでもプロのネイリストを目指すことは可能なのでしょうか?
現役ネイルスクール講師が徹底検証します。

年齢関係なく技術を学ぶことができる

スクールに入学をして技術を学ぶことは可能です。ほとんどのネイルスクールは入学資格があるわけでないので、どなたでも学ぶことができます。

⇒ ネイリストに年齢制限はあるの?

⇒ ネイル資格は何歳から何歳までチャレンジできる?

自分の爪に施術できるようになるセルフネイルのコースではなく、人に施術するプロのネイリストとして仕事を考えているのなら、ある程度まとまった日数時間のコースを選んで通う必要があります。

学び方はスクールにより様々です。毎週決められた曜日と時間に通うクラス制や、好きな時に予約ができるフリータイム制、DVDなどの教材を使って自宅学習ができる通信講座もあります。

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上達するには練習時間の確保が大事

40代くらいの方なら、ご家庭があったりお子さんがいらっしゃったり、お仕事をされていたり、習い事をされていたり・・・など、かなり忙しい毎日を過ごされているのではないでしょうか。

ネイルスクールに通う時間はなんとか確保できても、お客様に施術できるレベルにするには、スクール以外での練習時間が必要です。

逆に言うと、スクールの授業以外で練習しなければ絶対に上達しません。

ご自宅で、細かい道具を広げてまとまった時間をとって練習できる状況にあるか、定期的に練習を続けることができるか、ご自身のライフスタイルと相談しましょう。

スクールによっては、自主的に練習できるように、教室を開放しているところもあったり、在籍期間中は何度でも補習が受講できる制度を設けていることもあります。

小さいお子さんがいらして、細かい道具を広げるのが心配、スカルプなどネイル用品のニオイを家族が嫌がる等でお悩みの方は、このようなサポート体制を重視してスクール選びをするとよいですよ。

サロン就職を考えるなら自分の人生スキルをアピール

最終的に技術を身につけた後、ネイルサロンに就職をしたいのか、ご自身で独立開業したいのかによって、大きく変わってきます。

サロンへの就職ですが正直申し上げますと、ネイルスクールを卒業したばかりの未経験者だと、若い世代より就職活動のハードルがグっと上がります。

しかし、諦めることはありません。ご本人のやる気、熱意はもちろんのこと、それまでご自身の社会人経験や、ネイル以外のスキルをアピールすることでクリアできる場合もあります。

私の生徒さんで、40代までずっとアパレルの販売接客をされていた方がいるのですが、その接客スキルを買われてサロン就職に成功されました。

他にも、ITの仕事をされていた方がパソコンスキルを活かし、サロンでの施術と併せてWEB集客を任されているという方もいらっしゃいます。

ネイルサロンへの就職活動をする際に、これまでやってきた仕事や、サロンワークに活かせるスキルがないか、キャリアの棚卸をしてみましょう。

自分の希望優先ではなく雇う側の気持ちになる

「年齢がネックで就職先が見つかりません」
「子供がいるから平日の昼間だけ働きたいんですけど」
「土日休みのサロンってないですかね」

スクールで生徒さんの就職相談面接をしている際によく聞きます。

これらの考えを否定するわけではないのですが、このような方でサロン就職を考えている方は今一度「お金をもらって働く」ということがどういうことなのかを考える必要があります。

ネイルサロンも列記とした会社です。会社は複数の人間で回っている組織です。自分の希望する条件が揃った就職先が見つかればよいのですが、会社の運営上、現実的に難しいでしょう。

大切なのは一方的に自分の希望を提示するのではなく「この人に働いて欲しいな」と思ってもらえるよう、先方の条件と折り合いをつける必要があります。

「年齢は募集条件より少し上ですが、検定も持っていますし接客経験があります」
「子供がいるから遅番は無理だけど、それ以外は出勤可能です」
「土日のどちらかは家族がいるから休みを頂きたいですが、平日は全てのシフトに入れます」

上記のように、自分の条件面でのデメリットをカバーできるくらいに、先方が求める条件への譲歩が必要です。

最終的には「人間的魅力」

ネイルサロンを利用するお客様は若い方だけではありません。むしろ今は高齢化社会なので利用者の年齢も上がっているくらいです。

利用するお客様によっては、敬語がまともに使えないような若い子より、落ち着きのある年配のネイリストを好む方もいらっしゃいます。

社会人経験がある方が落ち着いた接客ができるかもしれませんし、子持ちのネイリストなら、お客様と子育てについての会話が弾むかもしれません。

サロンで通用する技術は、練習を積み重ねれば、いくらでもあとからついてきます。

大切なのは、あなたというネイリストの「人間的魅力」にかかっています。

40歳を過ぎていること、年齢が上だからということを短所と思わないで、社会人の先輩として堂々とアピールをしていただきたいものです。

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