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スクールで学んだ技術を活かしサロンでネイリストとして働きたい!
一般企業への就職との違いは?ネイル業界の就職活動ってどうやるの?採用のポイントは?
ネイルサロンへの就職をお考えの方へ、採用のコツや面接のポイントについてお伝えします。

求人を探す

ネイルサロンへの就職は、通っているスクールに届いた求人票を見て応募する場合と自分で探す場合とがあります。
自分で探す場合は求人サイトを利用すると便利です。求人は一般企業の求人サイトの美容ジャンルや、美容業界専門の求人サイトに掲載されています。

ネイルサロンの場合、一般企業のように4月入社だけではなく通年で採用を行っていることが多いです。すぐに就職を考えていない場合でもまずは数社のサイトに登録をしておきましょう

また求人情報で気になったサロンは一度店舗に足を運んで見学してみましょう。お客様の立場で利用することにより、実際自分が働いたときのイメージがつかめるのではないでしょうか。

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<体験談&アドバイス>

私が最初に就職活動したのは10年以上も前で、求人サイトがほとんどない状態でした。とらばーゆやサリダなどの通常の求人情報誌にネイリストの掲載がないか毎週チェックをしていました。現在は求人サイト利用が大多数ですが、広告掲載は費用がかかるもの。全てのサロンが掲載をしているわけではありません。

ホットペッパーなどのクーポン記事の隅に「スタッフ募集中と小さく掲載されていたり、サロンが出店しているビルの掲示板などに募集が出ている場合や、職業安定所にも求人があります。良い求人を見つけるためには、色々な媒体を小まめにチェックすることが大切です。

応募書類を作成する

就職をしたい時期が決まったら、いよいよ就職活動です。
まずは希望サロンに求人サイトなどを経由して「応募→書類送付→面接」という流れが一般的です。
応募手続きが終わったら求人情報を熟読し、必要書類を準備しましょう。主な必要書類は以下の通りです。

  • 履歴書
  • 採用担当者が最初に見るのが履歴書です。学生さんのアルバイトのように気軽に書いてしまうのではなく、丁寧に分かりやすく書くことが大切です。所持資格や卒業スクールはもちろんのこと、応募先のサロンについてをしっかりと調べ、なぜそのサロンで働きたいのか?等の志望動機を明確に記入しましょう。
    スクールによっては履歴書添削指導などをしてくれる場合もあります。不安な場合はスクールの先生に相談をしてみましょう。

  • 職務経歴書
  • 他業種から転職をされる場合、履歴書と一緒に提出を求められることが多いです。履歴書と一緒になっているものもありますが、前職での経験やスキルなどもアピールポイントになりますので、別途作成した方が好印象です。

  • その他デザイン写真など作品
  • 上記書類の他に、自分が作成したネイルチップ作品やネイル写真の持参を求められる場合があります。
    応募するサロンのイメージや客層に合った作品を持参することが大切です。スクール在学中から練習を兼ねて作成をしておきましょう。
    また持参するときも、きちんとケースに収める、写真ならキレイにファイリングをして持参しましょう。

    <体験談&アドバイス>

    応募書類や持参作品は、採用担当者に好印象を与えるように作成をすることが大切です。募集条件が良いサロンは応募も殺到します。
    なぜ他店ではなくそのサロンに応募したのか、そのサロンで自分のどういったキャリアを活かせるか、などを明確に記入すると採用担当者から一目置かれるでしょう。

    私はまず、本屋で一般企業の就職活動用の履歴書の書き方のハウツー本を数冊買ってきて、履歴書と職務経歴書を書く際の参考にしました。それをネイル業界向けに自分でアレンジしたものを用意しておきました。数社面接に行く場合でも、それぞれのサロンに合わせて手直しをしたので、作成作業はそこまで大変ではありませんでした。

    また、伊勢丹写真館で履歴書用の写真も撮影してもらいました。金額は安くはなかったですがキレイに取ってもらえますし、ちゃんとした写真を使用している良識のある人なのだなという印象を与えることができます。おかげで書類審査が不合格だったことは今までで一度もありませんでした。

    面接の身だしなみや採用のコツ

    書類審査が通ったらいよいよ面接です。サロンによっては書類持参での面接の場合もあります。
    採用担当者に好印象を与える身だしなみで面接にのぞみましょう。

  • 身だしなみ
  • 応募サロンの雰囲気に合った服装や髪形、メイクにしましょう。
    スクール新卒者の場合はスタンダードのスーツが無難です。スーツが堅苦しそうな場合は黒のパンツに白のトップスなど、あまり個性的でない服装が無難です。検定試験と同様、髪の毛はアップスタイルにしていった方が良いでしょう。

    メイクですが、濃すぎるアイラインや長すぎるまつ毛などは避けた方が良いでしょう。ネイルについてはあまり長すぎるスカルプでなければ是非やっていくことをおススメします。お店の雰囲気に合ったデザインを自分の爪に施していくと良いと思います。

  • 技術チェック
  • お店によっては技術チェックをする場合もあります。面接日程の連絡があった時に以下の事を確認しましょう。

    1. 試験内容
    2. どういった技術を行うのか具体的に確認しましょう。

    3. 道具の持参
    4. ニッパーや筆類は自分のものを持参しますが、ジェルなどの消耗品はお店のものを使用するのか、自分の使い慣れたもので良いのかを確認しましょう。
       

    5. モデルは必要か
    6. お店のスタッフさんに施術する場合もあればモデルを連れて行かなければならない場合があります。モデルが必要な場合は、自分の施術のしやすいモデルさんにお願いをしましょう。

    <体験談&アドバイス>

    私は面接セットとして以下を必ず使用していました。

    白のカットソー七分丈&黒のジャケット、シックなパンツ

    美容業界の面接なので、いかにもなセットアップスーツよりは少しおしゃれな黒ジャケットを着用しました。技術チェックの際はジャケットを脱ぐので施術がやりやすいようシャツではなくカットソーがおすすめです。これだけだと地味なので、少し華やかなネックレスと、黒のサテンのボリュームのあるシュシュなどを付けて行きました。

    作品集

    面接に行くサロンのイメージにあったアートチップをケースに入れ持参していました。1枚ずつよりは5枚一組がキレイに見えるのでおすすめです。フレンチとカラーグラデのアレンジはサロンでも良く出るので必ず入れた方が良いかと思います。その他エンボスやフラットアートなど、技法に偏りがないよう用意をすると採用担当者は技術の判断がしやすくなります。

    採用担当者に「この面接のためにこれだけ準備をしてきてくれたんだな」と思ってもらえるように準備をすることが大事です。服装や髪形はもちろんのこと、書類持参の場合もきちんとクリアファイルに入れた履歴書を、さらに大きめの封筒にいれて渡す等、こまかい気遣いが必要です。

    技術チェックの場合も、指定された技術は当日までに練習を重ねましょう。必要な道具ですが、ニッパーやプッシャーはもちろんの事、最小限の道具は言われなくても持参をすることが大切です。

    そして「わざわざ貴重な時間を割いて面接してもらっている」という認識を忘れず臨みましょう。

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    採用連絡が来たら

    めでたく採用連絡が来たら、まず「先日は面接のお時間をお取り頂きありがとうございました。」と先方に伝えます。
    そのあと、本当にそのサロンに就職をしたい場合はその意思をきちんと伝えましょう。面接で話を聞いてちょっとイメージが違った場合などは、きちんとお断りをしましょう。

    もし、複数のサロン面接の結果を待って検討をしたい場合は「家族と検討をし〇〇日までにご連絡をさせて頂いても宜しいでしょうか?」と伝えると良いです。
    採用担当者は、あなた一人を採用するために沢山の費用を使っていますし、他の応募者に断りの連絡を入れているかもしれないのです。社会人としての良識を持って早めの返答をしましょう。

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    まとめ

    ◎スクール在学中から求人サイトに登録するなどし、早めに情報収集しましょう。
    ◎応募書類の作成や面接は「採用担当者の気持ちになって」臨むこと。
    ◎結果が出たら、社会人として誠意を持って早めの対応を!




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