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ネイリストの職業病とも言われる眼精疲労。目の疲れとひと言で片付けられるものではなく、実はいろんな症状となって現れます。

爪をじっと見つめて作業する仕事なので、どうしても目は酷使してしまいがちです。眼精疲労だからといって目だけに現れる症状とは限りません。目に不快感を覚えたり、かすんで見えたり、焦点が合いにくいと感じるなど目の症状の他に、肩こりや頭痛、吐き気、めまい、胃もたれ、胃痛、食欲不振になるなど全身症状として現れる場合もあります。また、不眠になったりイライラや不安感が募ったり、うつ状態になるなど精神面に影響を及ぼす場合もあるのです。

精神や全身にも影響を及ぼす目の疲れ

ネイルを仕事にしている限り、爪を見ないようにするというのは不可能ですよね。それなら職業病だから仕方ないと片付けるのがいいのか?というとそれもNGです。最初は目の疲れなど軽い症状でも、放置しておくと先述したような全身や精神面での不調をもたらすケースもあります。なんとなく全身が怠いとか、気持ちが沈んでしまう等の症状を自覚している場合は、眼精疲労が原因の場合も大いに考えられるのです。

眼精疲労の解消法として一番いいのは目を休めることです。とはいえ、仕事中にゆっくり目をつぶったりなどできないですよね。本当は1時間毎に5~10分程度の休憩を取り、遠くをぼーっと眺めたり、目をつぶったりする時間があればいいのですが、仕事中はなかなかそうはいきません。

遠くを見る・充分な睡眠で身体を休める

電車やバス通勤されている場合は車窓からできるだけ遠くの景色を見るようにしたり、車通勤の場合は信号待ちの時にできるだけ遠くを見るのを習慣付けるといいでしょう。

精神的なストレスは筋肉が硬直して眼精疲労を悪化させやすいと言われています。そのためストレスを溜めないよう長めに入浴時間を設けてゆっくり過ごしたり、充分な睡眠をとることも大事です。

点眼薬の処方

また、眼科を受診して目薬を処方してもらうのもおすすめです。疲れ目・かすみ目・ドライアイなど症状に応じて適切なものを処方してもらえるので、ネイルの仕事に携わっている限り、目の疲れを自覚していなくても、あらかじめ受診し処方してもらうのも得策です。

眼精疲労は職業病だから仕方ないと諦めず、自分の体の不調と向き合って快適にネイルの仕事ができるように環境を整えていくことも大切ですね。




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