記事の詳細

サロンでネイルをやってもらい、ネイリストという仕事興味を持った!

やってみたいけど、私はすっごく不器用だし、あんな細かいコトしながら接客なんてできるのかな・・?

今まで多数の生徒を指導してきた現役ネイルスクール講師が、そんな“自称不器用さん”に捧げます。

最初は誰もが初心者

「私不器用なんですが、できますかね?」
これは、ネイルスクールに見学に来た生徒さんによく聞かれる言葉です。

そもそも、不器用ってどういうことなのでしょうか?

意外に思われるかもしれませんが、私の知り合いで検定1級や認定講師資格を持っているネイリストでも「私は不器用だから」って言っている人はたくさんいるんですよ。

おそらく私は不器用と思っていらっしゃる方は、完璧主義の方が多いのではないでしょうか?

不器用だから~と思われる方は、一度ご自身でネイルをしたことがあるけど、自分が思うような仕上がりにできなかったから、自分は不器用と思い込んでしまっているのではないでしょうか?

ネイルでもスポーツでも、たった一度習っただけですぐに完璧にできる人なんてほぼいません。
イチロー選手も有名カリスマネイリストも、みんな最初は何も知らない初心者だったのです。

「自分は不器用」というネガティブな思い込みをやめることから始めてみましょう。

技術の上達のコツ

不器用という思い込みをやめたら、次は練習です。

最初の段階は、全然できていなくても良いです。とにかく回数を重ねて下さい。

例えば、あなたがもし検定3級を受けるなら、最初はラウンドの形がキレイに削れてなくても構いません、プッシュアップが押し上がり切らなくてもいいです。

それよりも、まずはファイルやプッシャーなど手順がスムーズに動きが止まることなく進めましょう。そうすると、手順は体が覚えてくれるので気持ちに余裕が生まれてきます。

手順が把握できたら、次は細かい所の練習です。
ラウンドの形は左右対称になっているか、キューティクルにポケットがしっかりできているかなどを、時間をかけて確認していきます。

上手な人の技術を何度も見て、自分の動きとどう違うのか、自分の動きと比べてみましょう。

大抵の方は、第一段階をやりながら第二段階のレベルを求めてしまうので、できなくてモチベーションがさがってしまうのですね。

スポーツでいうなら、最初はいわばウォーミングアップ、素振りです。実戦練習はその後でOKです。

スクールでの先生のデモやネイル技術動画を見る際に、例えばアートなら、描いている絵の方を見てしまいがちなのですが、見るべきポイントはそこではありません。

筆をどのように持っているか、どこを支えにしているか、利き手ではない手はどのようになっているか、テーブルからの距離はどのくらいか・・などを見て、自分との違いを比較し、間違っていたら修正していきましょう。




得意分野のスキルアップ

不器用のジャンルも実はさまざまです。

全てができないのではなく、アートが苦手、スカルプが苦手・・など、人によって苦手ジャンルが決まっているかと思います。

絵心がないから・・と悩む必要はありません。検定やサロンで行うアートはある程度決まっています。まずは見本を真似して描いてみて、できるようになったら少し色や配置を変えるなどしてオリジナリティを出していきましょう。

センスは最初からあるものではなく、練習していくうちについてくるものなのです。

また、アートに注力しすぎなくても大丈夫です。それよりも検定やサロンワークでは、ファイルやケアなどの技術の方が大切になってきます。

アートでも5枚花は苦手だけどキャラクターは得意とか、フレンチスカルプは苦手だけど、折れた時の長さ出しリペアは自信がある!というように、得意とか好きな分野って誰にでもあると思うのです。

まずは回数練習をして、その中で「これ、やってて楽しいな~」と思う技術を見つけてみましょう。見つけたらそれを自分の得意技術にして、どんどん伸ばすようにしましょう

接客力が大切

ネイリストとしての最終目標は、あなたというネイリストをお客様に気に入って頂くことです。

多少不器用でも、ネイルサロンで一般的なお客様がオーダーするメニューはある程度決まってきますので、回数を練習すればある程度のレベルに底上げすることができます。

それよりも、
「この人のジェルオフはファイルが丁寧で心地よいな」
「いつも話が盛り上がってサロンに来るのが楽しみだな」

こういった感じで、あなたというネイリストがお客様にとって唯一無二の存在になれるよう、技術プラスアルファの自分磨きも忘れないで下さいね。

ネイリストを目指す

ここまで読まれて「自分は不器用だけどネイリストを目指してみようかな?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

独学で勉強される方もいらっしゃいますが、プロのネイリストを目指すのであれば、プロの技術を習得する必要があります。

資格がないと働けない訳ではありませんが、有資格者(ネイル検定2級以上)を条件とするサロンがほとんどです。2級以上になると、独学で合格するのは難しいでしょう。

下記は、ネイルスクールや通信講座を一括で無料資料請求できるサービスです。
全国対応なので、お住まいのエリアで自分に合った講座を見つけてみて下さいね。

⇒ ネイルスクールや通信講座の無料一括資料請求はこちら




関連記事

コメントは利用できません。

おすすめネイル用品


プロ用品販売ショップ


サイトマップ

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ページ上部へ戻る