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オフィスネイルのデザイン、どこまでならOK?

働く女性にとって、洋服や髪形と同様にネイルは重要なおしゃれです。
パソコン操作や書類をめくるなど、仕事中のふとしたしぐさで指先がキレイになっていると「女子力が高い人」をアピールできます。
しかし、注意したいのが「オフィスネイルはどこまでOKか?」ということ。
自分では可愛いと思っていても、社会人としての良識を疑うデザインは考えものです。
職場で許されるネイルのデザインはどのレベルまでOKか考えてみました!
現代のオフィスネイル事情
ちょっと前の時代なら、お仕事向けのネイルはマニキュアで塗ったベージュピンクのワンカラーなどが定番でした。
しかし現在はジェルネイルの登場などによりデザインの選択肢が膨大に増えました。
マニキュアだと難しかったグラデーションや取れやすかったラインストーンのアートなどもジェルならしっかりと長持ちさせることができる時代です。
このように、お仕事向けとプライベート向けのデザインの境界線があいまいになってきています。
おさえておきたい3つのルール
職種や業種によって、もちろんできるデザインに個人差はありますが「仕事をする上で大丈夫なネイル」の最低条件を挙げてみました。
極度に長いロングネイル
自爪の倍以上伸びたロングネイルは爪の裏に汚れが溜まりそうで不潔な印象を与えてしまいます。
こういう人と一緒に食事はしたくない、と思われてしまっても致し方ありません。
凹凸の激しいアート
エンボスでプクプクに盛り付けたお花やゴテゴテにデコられたストーンなどは、仕事着に合わないだけでなく作業の邪魔になります。
また、仕事のやる気がない人と思われてしまいます。
肌色から著しくかけ離れたカラー
ブラックやネイビーなどのダークカラーは個性的で素敵ですが、職場にハンドで付けていくにはかなり悪目立ちしてしまいます。
「爪ぶつけたの?」と皮肉を言われてしまうかも!?
まずはこの3つだけでも守るようにしましょう!
職種別おすすめデザインは?
最低限の作法をおさえたら、次は職種別に好まれるネイルの傾向をお伝えしましょう。
銀行などの金融、公務員、団体職員などの業種
公務員や銀行員、金融関係、先生などのいわゆる「お堅い」と言われている業種の方は職種上、かなりネイルに制限があります。
職場で表向きでは規則はなくても、お取引先やお客様、保護者の対応などから無難なデザインが好まれるようです。
基本は短めの自爪にベージュやピンクなどの肌に近いワンカラーが安心です。
企業によっては、地味めカラーでグラデーションをしただけでも、グラデーションそのものがアートと見なされてしまうこともあるのでご注意を!
内勤の方
デスクワークが中心で、あまりお客様やお取引先の前には出ないという事務職の方の場合、比較的デザインは自由なことが多いです。
グラデーションやフレンチをベースにストーンやラメのラインを入れたデザインが人気です。
淡いブルーやミントグリーン程度なら許容範囲なところもあるようです。
ベンチャー系の会社は自由度が高いのですが、老舗企業や年配の男性が多い職場などはあまり派手にしない方がよさそうですね。
食品、飲食関係の方
飲食店で接客や調理をする方は衛生面を考えてネイルがNGなところが多いです。
調理をするわけではないけれど、食品メーカーの営業担当の方もお取引先への印象を損なわないために自爪派の方が多いです。
やったとしても1カラーが安心ですね。
注意したいのがラインストーンやエンボスなどのアートです。
凹凸のあるアートは「異物混入の恐れがあるのでは?」と取引先に思われてしまいがちなので、フラットなものが良いでしょう。
接客業の方
アパレルなどファッション関係の接客業の方はネイルの自由度が高いです。
自社のブランドイメージに合ったネイルをするとお客様の印象もアップします。
美容部員さんのような美容関係の接客業の場合、自社ブランド製品のものでないと着けてはいけないという規則がある所が多いです。
こういった方は爪の補強としてクリアジェルのみ塗られている方が多いです。
ナイトワークの方は、ひと昔前はロングネイルにスカルプのイメージですがそれは過去の話。
売れっ子ホステスさんも今や清潔感を求められる時代です。
自爪にちょっとキラキラが多めのジェルネイルにしている方が多いです。
まとめ
ご自身の職種にあてはまるものはあったでしょうか?
ひと言に「オフィスネイル」といっても、仕事の数だけオフィスネイルのデザインが存在しているんですね。
もし「私の会社は地味なワンカラーしかだめでつまらない」と思ったら「カラーの質感を変える」ことをおすすめします。
例えばベージュの場合でも、いつもは肌なじみのよいシアー系のベージュ、週末にお出かけがあるのならパール入りベージュや微粒子のラメ入りにすると華やかな印象になります。
手元に存在感を出したいなら発色の良いマットベージュにすると爪の存在感が引き立ちますよ。
質感チェンジで脱マンネリ化を目指してみてもいいかもしれませんね。