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ネイルスクールを選ぶ際、つい受講料を判断材料にしてしまっていませんか?
金額だけでスクールを比較検討して入学するのはやめましょう!

入学してみたら、受講できると思っていたものができなかったり、あとから追加受講費がかかるなど、思わぬトラブルになることがあるのです。

最悪、別のスクールに通い直し・・なんてこともあるんですよ。

もちろん、格安の受講料だからこそ良い点もたくさんあります。

現役ネイルスクール講師が格安のネイルスクールのメリット・デメリット、スクール選びのポイントについて解説致します。

受講料の相場は?

同じ授業時間数で比較しても、なぜスクールによって数十万単位で差が出てきてしまうのでしょうか?

ネイルスクールの受講料は主に以下の要素で決められています。

料金の違いには理由がある!

①通学か、通信か

通学の方が校舎コスト等で高くなります。

②マンツーマン(1:1)か、少人数制(2~6人)か、クラス制(10~20)か

人数が少ない方が一度に受け持てる生徒が少ない分、高くなります。

③講師がJNA認定講師か、そうでないか

認定講師が教えてくれる学校の方が、検定対策などの指導を得意としているので、一般的に高くなります。

④スクールそのものがJNA認定校か、そうでないか

ジェル検定自校受験などの制度があるJNA認定校の方が、運営コストがかかっているため高くなります。

⑤受講の教材が貸し出し(スクールのものを使える)か、購入して各自持参か

学校の教材が使い放題とうたっているスクールの方が経費がかかるため、高くなっています。

そのほか、インターネット広告などをバンバン打ち出している大手スクールは集客のため広告宣伝費をかなりかけているので、受講料に加算されます。

以上のことから、受講料の高いスクールと安いスクールの理由がおわかり頂けたかと思います。

格安のスクールの特徴

次に、格安のスクールによくみられる特徴を挙げてみましょう。

格安なのには理由がある!

通信

大手運営の通信スクールはスクーリングが数日ついていたり、通学コースに混ざって受講できる機会もあったりするのですが、格安の通信スクールの場合は教材とテキストのセットが送られてきて、課題を出して修了ということが多いです。

DVDがついてくるところと紙のテキストのみのところがあります。

通信を検討する場合、テキストを監修している先生が誰なのか確認する必要があります。

個人スクール

オーナーが一人でネイルサロン兼ネイルスクールを運営しているようなケースです。

コースによってまとまった金額を払う場合もあれば、月謝制、チケット制などがあり、費用がことなってきます。

教えてくれる先生が認定講師の場合とそうでない場合があります。
まずは先生の経歴などをチェックしましょう。

認定校でないスクール

日本ネイリスト協会が定める水準をクリアしたスクールをJNA認定校といいます。

格安スクールの場合、おそらく認定校でないことがほとんどです。

JAN認定校と、その他のスクールとの違いについては、以下の記事を参考にしてください。

⇒ ネイルスクールならJNA認定校がいいの?その他のスクールと比較してみた!

認定講師でない講師

格安のスクールの場合、認定講師の先生がいる場合もありますが、ネイル検定1級まで取得している人だったり、サロンワークはベテランだけど検定は持っていないという場合があります。

もちろん、認定講師でなくても指導力のある先生はいっぱいいます。実際に指導する講師の資格を確認しましょう。

よくあるトラブル

私の生徒さんの中には、格安ネイルスクールに通っていたけれど、思わぬトラブルで新たに通いなおすことになってしまい入学されてきた方も多くいます。

ここでは格安ネイルスクールで起こりがちな主なトラブルをご紹介します。

通信講座を受講していたが通学校に再入学した

良くあるケースです。

検定2級以上になってくると通信のみで学ぶには限界があります。

今後サロン就職をしたいとお考えの方は、最初から通学スクールで学ばれることをおすすめします。

スクールが倒産した

最も悪質なパターンです。

受講料を払って数回通っただけなのにスクールが倒産してしまった、一括払いだったためお金が返って来なかったというトラブルをよく聞きます。

受講料を支払う前に契約書を面倒臭がらず熟読しましょう。
万が一の時の返金対応についてなどが明確にされているか確認してください。

追加費用が発生した

「受講料はコミコミで追加費用はかかりません」「教材費は学校のものが使えます」等の文言があったのに、別途費用がかかってしまったケースです。

この場合、スクールで定義している受講料や教材とはどの範囲までをさすのか確認をしましょう。

「検定試験に必要な対策授業は追加料金」「学校で使える教材に含まれているのはケアカラー道具のみ」という場合もあります。入校前にきちんと確認しましょう。

先生がよくない

私自身スクール講師の立場から言わせていただきますと、格安ネイルスクールの場合、教える先生のモチベーションが低いことが多いです。

先生の無断遅刻や無断欠勤、授業中スマホをいじっている、えこひいきをする等、信じられないようなことがあります。

格安な分、人件費も抑えられているわけで、優秀な先生が集まってくるとは到底思えません。

スクール選びのポイント

料金が高くても良い先生のもとで最短で学ぶ

低料金優先で、時間をかけて技術を習得する

技術を学ぶためにはお金と時間がかかります。

高い金額を支払う分、優秀な先生のもと濃い内容のカリキュラムを効率よく学び、最短で技術と資格を取得したい人。

あまりお金をかけられない分、最低限のカリキュラムで習い、後は自分で積極的に練習を重ね情報収集をし、時間をかけて技術と資格を取得したい人。

二通りのやり方があります。

価格を優先して選びたいのか、時間を優先して選びたいのか、自分の中に一定の基準を決めてからスクール探しを始めましょう!!

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