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ネイルスクールを探す際、JNA認定校かそうでないスクールかでお悩みの方もいらっしゃるでしょう。ここでは認定校についてや、そうでないスクールとの違いなどを比較してみました。

JNA認定校とは

JNA認定校とは、日本ネイリスト協会(通常JNA)が定める諸条件を満たしたプロのネイリストを養成する教育施設です。

  • 認定校申請時に2年以上の指導実績があるか
  • カリキュラムがJNAの定める所定の時間で開講されているか
  • 指導者はJNA本部認定講師以上が必ず一人在籍し、認定講師が適正な人数で指導に当たっているか
  • 照明や教室配置、衛生面が基準を満たした設備となっているか
  • などの厳しい条件をクリアし、認定校として認められます。

    特徴とメリット

    上記のような条件をクリアしているので、指導実績やカリキュラムなど、これからJNECネイル検定を受験される方にとっては、安心して学べるスクールと言えます。それだけでなく、次のような認定校在籍生徒だけのメリットがあります

  • ジェル検定初級が筆記試験のみで受験可能
  • 在籍スクールにより条件は異なりますが、認定校在籍の生徒さんはジェル検定初級試験が校内で筆記試験のみで受験が可能です。ジェル検定はオフィシャル会場で受験すると半年に1回しか受験のチャンスがないので、短期資格取得をお考えの方にはありがたいシステムです。
  • ジェル検定中・上級の自校受験が可能
  • 上記の初級だけでなく、中級・上級も在籍スクールで実技試験を受験することができます。こちらもスクールで定められた条件を満たしていれば受験が出来るので、オフィシャル受験の人よりも早くに資格に挑戦することが可能です。
  • ネイルサロン衛生管理士講習が受講可能
  • ネイルサロンでの衛生管理を学ぶことができる「ネイルサロン衛生管理士」の資格が取得できる講座を認定校で受講することができます。
  • JNA認定講師受験の受験資格が得られる
  • 検定試験官などを務めることができるJNA認定講師の受験を考えている方は、受験条件にJNA認定校において所定の時間数を履修していることが条件となっています。

    以上がJNA認定校の特徴とメリットになります。

    【デメリット】
    デメリットとしては、学費が他スクールに比べて割高という点です。
    ネイルスクールが協会に認定校登録をするには、本部認定講師を始め、多数のJNA認定講師をそろえる必要があり、人件費が高額になります。また登録申請時にJNAの法人会員になるなど申請費用がかかります。こういった経費がスクールの学費として上乗せをされているのです。


    認定校でないスクールとは

    認定校でないネイルスクールの特徴もご紹介をしてゆきましょう。

  • 認定校に比べて学費が安い
  • いきなりお金の話になってしまいますが、先述した認定校とは異なり、申請手続き等の経費がかかっていないので、学費が割安の所が多いです。もちろん、認定校でなくても認定講師が在籍していてきちんと指導をしてくれるスクールは沢山ありますし、多数検定合格者を輩出されているスクールもあります。認定校でないと検定に合格できないわけではありませんし、最終的には教えてくれる講師の指導力と本人の努力次第なのではないでしょうか。
  • それぞれの特色を活かしたスクールがある
  • 認定校の場合だと協会が定める様々な制約がありますが、そうでないスクールの場合、通信教育で学べたりサロンの一部で授業を行っていたり、自宅に出張して教えてくれたりするところもあります。生徒さんの都合に応じて幅広い学び方ができるので、選択肢が広がります。
  • オリジナルカリキュラムがある
  • プロ向けのコース以外に、セルフネイル向け、ワンデイレッスン、すでにネイリストとして働いている人向けのスキルアップ講座など、それぞれのスクールの強みを活かしたコースがあります。

    【デメリット】
    デメリットとしてはジェル検定の、自校受験やネイルサロン衛生管理士受講が出来ない、認定校受験資格を得られない、などが挙げられます。しかし、これも考えようによってはプラスととらえることもできます。

    自校受験はできないけれど、年に2回のオフィシャル受験を確実に合格できるよう手厚いサポートがあるとか、認定校登録経費がかかっていない分、スクールの設備面や講師陣を充実させたり、就職サポートの充実等、各スクールで認定校に遜色のない特色を打ち出しています。

    認定講師受験資格についても、受験の予定がない方にとっては必ずしも認定校である必要はありません。大体の生徒さんは入学時にそこまで考えている方は少数です。将来受験したいと思ったら、その時に必要な単位数だけ認定校に通い、受験資格を得ることも可能です。

    まとめ

    最近では、入学時には認定校ではなかったけれど、後から認定校になったのに認定校ディプロマをもらえなかったり、スクールの経営不振等が理由で入学時は認定校であったが、途中からそうではなくなってしまったというケースもあるようです。

    このようなトラブルがないよう、スクール選びの際に認定校申請の予定があるか、運営体制が健全であるかをきちんと確認しましょう。
    有名だからとか安いから、などの理由で安易に決めてしまうのではなく、ご自身の、今後取得したい資格や学びたい内容をある程度決めた上で、費用や授業時間数、講師陣やサポート体制などをよく確認し、自分に合ったネイルスクールを探しましょう。

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