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ネイルサロン衛生管理士という資格をご存知ですか?ネイルサロンでの衛生管理についての知識を習得できます。ここでは資格の内容や難易度についてみていきましょう。

資格内容

日本ネイリスト協会が定めた「ネイルサロン衛生管理自主基準」を普及し、安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に付与される資格です。

ネイルサービスで起こり得る皮膚疾患についてや、正しい消毒方法について等、専門テキストを使用しネイルサロン衛生管理指導員の先生が解説をしてくれます。

試験内容

JNA認定校で開催されるネイルサロン衛生管理士講習会を受講し、筆記テストに合格した方が取得できます。合格者には認定ディプロマと認定バッジが授与されます。

受講料はJNA会員や認定校の生徒・卒業生は¥6000、一般の方は¥10000です。
受験資格は18歳以上の方ならどなたでも受講できます。ネイルサロンでの勤務経験も問われませんので、ネイルスクールの学生やネイルサロン経営者の男性、理美容学校の学生なども多く受講しています。

講習は一日で終わり、合格の場合、ディプロマは即日発行されます。
ネイルの試験の中では比較的簡単に取得できる資格なので、すぐに資格をしてみたい方にもおすすめです。

どれくらいの確率で合格できるの?

講習会は約3時間、確認テストは20分です。テスト内容は選択&記述式、20問出題、100点満点中80点以上で合格となります。
採点は当日会場内で行い合否発表が行われます。また、不合格者には補習受講が行われます。

きちんと講習を受けていれば必ず解答できる問題ですので、毎回の合格率はかなり高めです。逆にいうと、取得しやすい資格なのでネイルサロン就職や独立開業をお考えの方は、持っていて当たり前の資格とも言えます。JNECネイル検定やJNAジェル検定と合わせて履歴書に記入しておきたいところですね。

取得するメリット

国家資格ではありませんが、ネイルサービスにおける衛生管理について、専用のオールカラーのテキストで学べますし、今後のサロンワークに活かせる知識を習得できます。開業をされている方はサロンに認定ディプロマを掲げることで、衛生管理について取り組んでいるということをアピールできます。

また、ネイルサロン衛生管理士資格を取得していることが、JNA認定サロン登録にあたっての申請条件にもなっています。その他、JNA認定講師資格受験をお考えの方も、受験資格の条件となっています。


まとめ

通常の検定試験は実技試験と筆記試験がありますが、ネイルサロン衛生管理士は筆記試験のみなので取得のための練習時間を取らずに受験することができます。まずは通っているスクールやお近くのJNA認定校で行っている講習スケジュールを確認し申し込みをしましょう。講習スケジュールはJNAのホームページからも確認することができますよ。

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