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ネイルで自宅サロンを開業したいという方もたくさんいらっしゃると思います。
私自身、ネイルスクールに通うまでネイルとは全く無関係の仕事に携わっていましたが、ジェル上級コースを修了しネイル検定3級の資格を取得した段階で少し早いかもしれませんがサロンをオープンしました。

費用はどれくらい?

開業までにかかった費用はトータルで40万円程度です。
ネイルスクールの受講料が13万円弱。必要最低限の道具や材料を一式揃えるのに12万円程度。
その後、テーブルや椅子、テーブルライト、フットバス、カラージェルやストーンなどを買い足し、かかった費用はトータルで40万円ほどでした。
自宅の一室をサロンスペースに使うので、場所代がかからないのは大きいです。
ただ、生活感が出ないように目隠しでパーテーションを買ったり、カーペットを新調したり等の工夫はしました。

ネイル検定3級合格から練習を積んでサロンオープン

ネイル検定3級程度で開業しても大丈夫なのか?との声も聞こえてきそうですが、まずはひたすらお友だちに練習台になってもらい練習を重ねました。この練習期間が3ヶ月程度だったでしょうか。
そしてお客様を呼ぶとなった時に、最初は料金を安く設定し、定額ネイルとしてサンプルを数種類用意しました。お客様にはそこから選んでもらって施術させていただきました。

ネット集客のためにホームページも制作し、そこに定額アートのサンプルを掲載したところ、思った以上の反響があり、たくさんのお客様に来店していただくことができました。決まったアートをひたすら数こなしていくことでスキルアップにも繋がりましたし、お客様に喜んでいただけるのが何より嬉しかったです。その間にわずかながらでも収入があったのも励みになりました。
ありがたいことに友だちの口コミでも多くの方に来店して頂くことができましたが、やはり開業となると店舗のホームページは持っておいた方がいいと思います。

定額ネイルからオーダー制へ

定額ネイルである程度自信がついたころに、ネイル検定2級の資格も無事に取得することができ、そこからはオーダーを受け施術させていただいています。
ネイルのお仕事は何がなんでも資格を取らないといけない!という訳ではありませんから、練習を積みながらスキルアップし、それに応じてサロンメニューや料金も変更していくのが結果的に良かったと思っています。

もちろん、資格を持っていた方がお客様にも安心して頂けるのは確かです。ただ、資格を取得しなきゃ!とストレスになったのでは、せっかく好きで始めたネイルの仕事が嫌になってきたりもすると思うのです。自分自身が楽しみながら、そしてお客様にも喜んでいただきながらスキルアップできたことで、ストレスなくサロンを運営することができています。




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