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ネイリストを目指してネイルを勉強する場合にスクールや通信講座を利用される方も多いと思います。資格を取得する場合に、それぞれの対策用の講座が開設されていますので、勉強しやすいのも事実です。

ただ、、講座を受講しておきさえすればいいというものでもありません。たとえばネイル検定の場合はモデル同伴での実技試験もあります。座学だけでは全てをカバーすることができないので、実際にモデルの爪で練習することも必要です。カラーやケアなら自分の手(利き手の逆)を使っての練習も可能ですが、本番に向けてモデルの手や爪に触れて慣れておいた方がいいでしょう。

私がスクールで受講した講座はネイル検定3級もカバーできる内容だったとは思いますが、ポリッシュは使わずジェルの授業がメインだったため、受験する1ヶ月くらい前からモデルの母にお願いして実際にケアやカラーを練習したり、DVDや過去問題集、テキストを購入し、スクールの授業とは別に独学で勉強しました。

ネイル検定3級なら独学でも大丈夫!という意見も聞きます。確かに合格することはできるかもしれませんが、ニッパー処理やファイリングなど、基本的なことを正確にマスターするためにも、プロの指導を受けるに越したことはありません。最初に間違ったやり方が習慣付いてしまうと、後から直すのが思った以上に大変です。

費用の関係でスクールに通えない方もいらっしゃるかもしれません。中には基本的なケア方法など、必要な項目だけを単発で教えてもらえる講座もあり、トータル的なカリキュラムを組んでいる講座よりも安価で受講できるものもあるので、そういったスクールを探してみるのもいいでしょう。

授業で習ったことは必ず自宅で復習・実践を!

検定試験はネイリストとしてステップアップするための過程です。ネイルの技術は日々進歩していますから、プロのネイリストとして活躍するためにはとにかく“練習”してスキルアップしなくてはいけません。

スクールに通ったり講座を受講しただけでは当然スキルアップは見込めません。学んだことを実践して練習を積み重ねることでネイリストとしての腕を磨くことができるのです。

私が通っていたスクールは個人経営で先生とマンツーマンでした。授業で学んだことは次の授業までに復習し、できるだけ自宅で練習するようにしていました。グラデーションを習ったらチップを使って復習したり、長さ出しの授業の後は自分の爪を使って練習したり、後はイメージトレーニングをしたり・・・といった感じです。


練習なしで授業に臨むこともあったのですが、やっぱり練習した時と違って、教えてもらったスキルが自分のものになっていないため、次のステップに進みにくいと感じました。頭では理解できていても、教わった通りに実践するのはなかなか難しいので、自宅での練習は必須だと感じました。受講しているから安心という感覚は捨て去らなくてはいけません。

個人スクールのメリットと講座の選び方

私が学習を進めやすいと思ったのは、分からないことはその都度先生に質問できた点です。
通っている間はもちろんのこと、卒業してからも自宅でネイルをしながら分からないことなどはLINEで質問することができました。これも個人スクールでマンツーマンで対応して頂けるメリットだと思います。

大手のスクールだと卒業後のサポートとなると、なかなか難しいですよね。実際にネイルの仕事に就いてみて思うのが、通っている頃には思いもしないアクシデントに遭遇したりするものです。サロン勤務なら先輩ネイリストさんに聞いたりもできるでしょうが、私の場合は自宅サロンで一人なので先生の存在にいつも助けられています。

これからスクールや通信講座を選ぶ方へのアドバイスとして、自分が今後どのようなネイルに携わりたいのか?どんな学び方が自分に合っているのか?をよく見極めていただければと思います。趣味としてセルフネイルを楽しみたい方やお友だちにジェルネイルをやってあげたいという方と、サロンに勤務してプロとして働きたい!自宅サロンを開業したいという方とでは選ぶ講座も変わってくるでしょう。

まずは気になる講座をいくつか資料請求して、料金やカリキュラムの内容などを見てじっくり比較検討してみましょう。

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